真空熱処理

表面形状の変化がなく光輝性に優れ、熱変化も少ないのが特長です。

金属材料を真空中で加熱後、不活性ガスで冷却し、焼入れ・焼戻し・焼鈍等の熱処理を行います。
処理品の酸化や脱炭といった表面性状の変化がなく、光輝性に優れ、焼入れ時の変形が少ないのが特長です。

用途

• プラスチック金型、各種金型治工具、磁気焼鈍

仕様

• グロス400kg

スペリア式ガス軟窒化処理

耐摩耗性・耐疲労性・耐食性などの機械的強度を向上させます。

鋼部品の表面に変態点温度以下でFe-N-Cの化合物層を形成させ、耐摩耗・耐疲労性・耐食性などの機械的強度を高める加工法です。
熱変化が小さく、仕上げ肌は明るいグレー。
表面には緻密な化合物層が形成されているため、後加工が必要ないのも大きな特長です。

用途

• 油圧機器部品、印刷部品、各種金型、治工具類

仕様

• グロス600kg

真空洗浄処理

熱処理用に開発された、環境に配慮した安全性の高い洗浄機です。

炭化水素系溶剤を使用し、炉内減圧化のもと、優れた洗浄性を発揮します。
溶剤は再生利用され、環境にやさしい洗浄機です。

用途

• 熱処理前洗浄、油焼入後洗浄

仕様

• グロス600kg